专利摘要:

公开号:WO1980001263A1
申请号:PCT/JP1979/000318
申请日:1979-12-18
公开日:1980-06-26
发明作者:I Yoshino;O Fujii;Y Takahashi
申请人:Mishima Paper Co Ltd;Naigaiink Mfg Co Ltd;I Yoshino;O Fujii;Y Takahashi;
IPC主号:B41M5-00
专利说明:
[0001] 明 細 ' 書
[0002] 感 圧 性 記 録 材 科
[0003] 技術分野 本発明は、 印字圧、 筆圧等の圧力 -よ 多重複写可能な感圧性記録材 料に関するものである。 更に詳細には、 本発明は、 新規 ¾構造の表面被 覆層を有する感圧性記録材料に関するものである。 図面の簡単 ¾説明 第 1〜 3図は従来技術による感圧性記録材料にお,いて 2つの呈色成分 が対向して支持体表面に被覆されている例、 第 4〜 5図は本発明におけ る被覆層を示す例、 第 6図は本発明の感圧性記録材料を利用したスボッ ト式感圧記録帳票の例であって、 いずれも断面図である。 図において、 1は支持体、 2は呈色剤を含む液体を内容物とするマイ クロカブセルの層、 3は呈色 を含む固体の層、 4及び 5は呈色剤を含 む熱溶融型塗料を f.要部分にのみスポッ ト塗工した層、 5 ' はこれを全 塗工した層、 6はマイク πカブセルと微粉体とパイ ンダ一とから構成 された多孔性微細吸収気孔を有する層である。 背景技術 従来多用されている 2つの呈色成分を別個の支持体表面に被覆した感 圧性記録材料は、 第 1図に示す型のものである。 すなわち、 呈色成分の —方がマイクロカプセル化 (2)されて上位支持体 (1)の下面を被覆し、他方 の呈色成分が下位支持体 (1)の上面に被覆層 (3)として存在し、 印字圧又は 肇 EEを加えたときに、 マイクロ力ブセル (2)の内容液体が流出して被覆層
[0004] Cr.iPl n,o (3)に転移吸収されると同時 2つの呈色成分が反応して着色物質を生成 し、 被覆層 (3)の受理面に画像が形成される。
[0005] しかし、 第 1図の型のものでは、 上位支持体と下位支持体とを重ねて 切断した] 折] 曲げた!)すると、 圧力の加わった部位に着色汚染が発生 する。 このようる不都合の発生を抑制又は回避するために、翁 2図のよ うに、 支持体の上位下面に、 呈色成分を含むマイクロカブセル (2)をスボ ット塗工した感圧性記録紙が知られている。 しかし.、 スポッ ト塗工に耐 える丈夫な力ブセルが得難いこと、 Tf 性塗料に依るため塗工後に支持体 にしわが発生することなどの理由から、 マイクロカブセルのスポット塗 ェは実際上困難である。
[0006] そこで、 呈色成分を熱溶融型ホッ ト メルトワックス中に分散させた所 謂ホット メルトインキの如き.ものを用いて第 3図に示すように上位支持 体 ( 1)の下面にスポット塗工することによ] 3スポット転移性被覆層 (4)を形 成することが提案されて る。 し:^し、 この型の場合、 移性被覆層 (4) 及び受理性被覆層 (3)中に含まれる呈色成分は他の成分(例えばヮックス、 バインダー ¾ど)によ 包まれてはいるが、 上位支持体と下位支持体と を重ねて取扱ったときに、 予期しない外力によって着色汚染が発生する。 また。 印字圧又は筆圧を加えたときに、 転移性被覆層 (4)が受理性被覆層 (3)に転移されるばか Uで ¾く、 受理性層 (3)が転移性被覆層 (4)に逆転移す ることが起 、 両被覆層に画像が生じ、 結果として受理性被覆層での発 色速度及び発色濃度が小さくなることが多い。 このよ 'うな不都合を防止
[0007] OM l するため転移性被覆層 (4)が転移し難 ように配合を改めると、 印字圧又 は肇圧を加えたときの着色が悪くなり、 鮮明な画像が得られなくなる。
[0008] 発明の開示 .
[0009] これらの不都合を改善するものとして、 本発明によれば、 転移性被覆
[0010] 5 層が一方の呈色成分を含む熱溶融型塗料の層であ] 、 これ^対向する受
[0011] 理性被覆層が他方の呈色成分を含有するマイク口カブセルと微粉体とパ インダ一とで構成された多孔性微細吸収気孔を有する層であることを特
[0012] - 徵とする感圧性記録材料が提供される。 第 4図及び第 5図はこのような
[0013] 本発明を例示するものであって、 第 4図は転移性被覆層 (5)が上位支持体
[0014] 1 0 (1)の下面にスボット塗工されたものであ!)、 第 5図は転移性被覆層(5') が上位支持体 (Λ)の下面に全面塗工されたものである。 図において (6)は下 位支持体は)の上面に施された、 マイクロカプセルと微粉体とバインダー とから成る、 多孔性微細吸収気孔を有する層である。
[0015] 前記したように、一股に、 感圧性記録紙は、一方の呈色成分を液体と
[0016] 1 5 して保持するマイク口カプセルを転移性被覆層に存在させておいて対向
[0017] する受理面へカブセル内容液体を転移発色させる型のものが多く、 この 場合には力ブセル内の液体が全量受理面へ転移するとは限らず発色に寄 与することなく転移面側に残留する。 これに対して、 この発明は、 呈色
[0018] - 成分を含むマイク口カブセルを転移性被覆層に存在させておいて受理性
[0019] 2 0 被覆層に転移させるのでは く、 マイクロカプセルを受理層に存在させ
[0020] ておいて該層内に液体を露出吸収させるという原理に基くものであ 、
[0021] ΌΜΡΙ
[0022] ¾ WIPO— カブセル内の呈色成分が有効に着色物質へと変化し、 そのま 受理面て' 画像を形成するため、 発色速度及び濃度が共に大きくなる。 また、 同様 の理由から呈色成分を多量に配合する必要が ¾く ¾る。 本発明は、 この ように一方の呈色成分を含むマイクロカブセルを受理性被覆層に含有さ せることを第一の特徵とするものである。
[0023] 本発明の第二の特徵は転移性被覆層に呈色成分を含む熱溶融型塗料を 用いることである。 周知のように、熱溶融型塗料は 謂ホット メルトイ ンキとかホットメルトヮッタスと云われて るもので、 スボット塗工カ 容易で塗工後冷却するのみで乾燥を必要とせず、装置が簡単で塗工速度 を大にし得るという点で有利なものであるが、 前述したようにこれを第
[0024] 3図の如き構成で使用するときは不都合が多い。 しかし、本発明に従つ て、 このような呈色成分含有熱溶融型塗料よ!)成る転移性被覆層を前記 第一の特徴す わちマイクロカプセルを受理性被覆層に含有させる構成 と結合させるときは、 両者の長所がそのま ^協同して良い結果をもたら す
[0025] しかし、 これら第一及び第二の特徵のみの結合では未だ不都合がある。 すなわち、 印字圧が加わり転移性被覆層の熱溶融型塗料が受理性被覆層 のマイク口カブセル表面上に転移する直前にマイク口カブセルが破れて いれば液体が露出しているため転移性被覆層側に液体が転移して発色が 起ったり、熱溶融型塗料が転移できるくなった.りして、 画像がうまく発 現せず不都合な結果を招く。
[0026] OMPI
[0027] V IPO そこで、 本発明では、 受理性被覆層をマイクロカブセルと微粉体とバ ィンダ一とで構成された多孔性微細吸収気孔を有する構造として、 加圧 に際して露出した液体を瞬間的かつ完全に該気孔に吸収させる。 こ-うす ることによ ] 熱溶融型塗料は完全に転移するようにな 、 液体が逆転 移することも起らなくなる。 この多孔性微細吸収気孔を有する構造は、 また、 マイク πカブセルの外力に対する保護作用も果す。
[0028] 受理性被覆層をつくるに際しては、 上記のよう ¾機能を有する多孔性 微細吸収気孔を形成するために、 力ブセル内の液体の全容積よりも'気孔 容積の方が大きくなるように、 カブセルの大きさ、 バインダーの量、 微 粉体の粒子形、粒子径及び粒産分布などに応じた適切な条件が選ばれな ければならない。 下表は、 受理性被覆層をつくる際におけるカブセル、 微粉体及びバイ ンダーの配合比率とその機能との関係を示す実験例であ る。 この実験では転移性被覆層としてはシルトンクレー(水沢化学製) を 3 0 %配合したホッ ト メルト塗料を使用した。
[0029] 受理性被覆 ¾配合例と着色饞度
[0030] 澳度大 11) 常法によ 得たゼラチンカブセ (無色染料含有)
[0031] + + 澳度中 . (2) 白石カル ウム製(PC )平均粒径 2 クロン
[0032] + 癜¾小 (3) 電気化学製(デン力サイズ A - 30 > 澳度殆んど^
[0033] ここで、 多孔性微細吸収気孔の形成及びその効果について更に説明す 。
[0034] 一股に、 毛管に液体が浸透して遠距離香で到達するためには毛管の径 は細いほどよい。 しかし、短時間内に多量の液体が吸収されるためには その毛管の径は太いほどよい。 本発明における受理性被覆層では、 マイ ク Πカブセルから流出した液体は該被覆層内で瞬間的に且つ完全に吸収 されることが望まれる。 したがって層内に存在する多孔性微細吸収気孔 の径は大きいことが望ましいことになる。 しかし、 マイクロカブセルの 大きさは普通 1 〜 1 0ミクロン程度であ 、 ' 体内容物は少量であるた め、 附近の気孔径があま ]9大であるとその気孔を伝って全く移動しない。 即ち、吸収された状態に ら 。 したがって多孔性微細吸収気孔の径 は 1 0ミク πン程度よ] 小で ¾ければ ¾ら¾い。 また、 液体吸収能を大 とするためには気孔の総計容積が大であることを必要とする。
[0035] ■ 普通の場合、 マイクロカブセルは液体中に分散している時には球型で あるが被覆層として乾燥されたときには連続相に近くなつてマイクロ力 プセル間隙をあま 残さない。 そこでその間に粉体や繊維微粉体を混用 して乾操後微細空間が残るようにする。
[0036] 一股に球体を箱に充てんした場合、球体径が同一である場合は最密充 てんで 2 6 %、 嵩高充てんで 5 0 の空間が残る。 円筒状フイラメン ト では同様に 2 2 の空間が残る。 そこで、 各種微粉体およびマイク口力 プセルから成る塗料で支持体に被覆層を与え乾燥した らば、 上述のよ ο贿 う 空間が残るはずである。 しかし、乾燥被覆層が脱落しないようにこ れにバインダ—を添加すれば、配合バインダー量に応じて空間量が減少 し、 この空間量以上に多量のバインダーを充せば、 多孔性微細吸収気孔 は残ら ¾くなる。
[0037] 以上は計算値からの推定であるが、実際に用いられる微粉体は球状、 円筒状ではるく不整であり、粉度分布が連続的に存在するので計算値か らかな のずれがある。 前記の表にはその様相の一部が示されている。
[0038] 受理層と転移層とを対向させて印字した場合、 転移層に画像があらわれ るのはマイク口カプセル内の呈色成分が転移層の呈色成分に移行したた めで、破壊されたマイク口カプセルの内容液体が受理層に吸収されきら ず、 余分 ©液体が転移面に移ったことを示している。 この実験では、 受 理性被覆層中のマイク口カブセルの量が 2 0 %■未満のときにマイクロ力 ブセル内の液体が受理性被覆層に全部吸収されて転移性被覆層での着色 が起らないことが示されている。
[0039] しかし、 このようる効果を与える多孔性微細吸収気孔の空間容積総量 は、配合する微粉体の量に関係 るばか ]3で ¾く、配合す、るバインダー の量にも直接関係し、 多量配合時には減少し、 少量配合時には増加する。 また、そればかりでなく、 支持体に吸収性があるときは、被覆層用塗料 中に配合したバインダー分を吸収し、乾燥被覆層中に残存するバインダ 一量を変化させるので、 支持体の吸収性も空間容積総量に影響を与える。 従って、 前記表の塗料配合例は支持体として米秤量 4 3 の上質紙を
[0040] OMPI 用い; r沈降性炭酸カルシウム及びポリビニルアルコールをマイクロカブ セルに配合した例であるが、便用材料にょ て 支持 マ 4 クロカブセル、 微粉体又は-バインダーの選択によ^ ては、 これ. _と同一の 結果を示すとは限らない。 通常、 被覆層中の各成分の^合割合を、
[0041] マイクロカブセノレ 1 0 ~ 3 5 %
[0042] 微粉体 7 0〜 5 0 %
[0043] ノ ィンダ— 2 0〜 1 5 %
[0044] 程度とすることによって好結果を得ることができる。 勿論、所望の容量 の多孔性微細吸収気孔が形成されるように、 微粉体とパインダ一との使 用割合は上記の範囲内において適当に選ばなければならない。 要するに、 本発明においては、 マイク αカブセル中の液体総量が受理性被覆層中に 生成した多孔性微細吸収気孔の空間容積総量を越えることがないように、 微粉体及びバィンダ一の使用量が適切に選ばれる必要がある。
[0045] 本発明における支持体は主として紙である。 しかし、 本発明において は受理性被覆層は液体吸収性が与えられるので、 場合によ] ブラスチッ クフィルム類、金属はく等の如き非吸収性材料も使用でき、 支持体材料 に特に限定はない。
[0046] 呈色成分としては、互に反応して着 物質を形成するものであれば、 各種の対が使用できる。 しかし、本発明の場合、 対の一方が熱溶融型塗 料の形で用いられるので 1 0 0 °C附近で揮発性の強い物質や室温で液体 であるものは好ましく ¾ぃ„ ト リフェニルメタンフタ リ ド系、 フルオラ
[0047] ΟΜΡΙ
[0048] ん WIPO ン系、 フエノチ了ジン系、 イン ドリルフタ リ ド系、 リユーコオーラミン 系、 スピロピラン系、 ト リ フエ-ルメタン系、 ト リ了ゼン系、 ナフ トラ クタム系、 ベンゾピラン系、 了ゾメチン系、 ヒドロキシフタ ラン系等に 層する無色色素と、 活性クレー、 コ πィダルシリ カ、 ゼォライト等の如 き無機系顕色剤及び有機系の各種顕色剤等との対が用い得る。 これらの 対は、相互に転移性被覆層及び受理性被覆層に対して互換的に用いるこ とができる。 このほか、 第 2鉄脂肪酸塩と没食子酸の高級アルコールェ ステルとの組合せ、 ステ了リルト リ メチルアンモニゥ厶バナデートの如 - きバナジウム化合物と没食子酸の高級アルコ ールエステルとの組合せな ども用いられる。 場合によ] 、 これらの対を混合して使用することもで きる。
[0049] 本発明における微粉体とは、 各種の無機及び有機白色顔料、 デンプン 粒子、 木材繊維素パウダー等を指すが、 共存する呈色成分含有マイク α カブセルと接触して発色するものであってはならな 。 呈色成分がマイ クロカブセル内にあっても全ぐカブセルの外壁に附着しているいとは限 ら からである。 例えば、 ク リスタルバイオレツ トラク トン等のカブ セルに対しては、 炭酸カルシウム、 水酸化アルミニウムのような呈色を 示さないものの配合が望ましい。 . ·
[0050] 微粉体については、 このほか、 粒子形、粒子径及び粒度分布が多孔性 微吸収気孔の形成に関係し、 カブセル内の液体を吸収する速度及び吸収 量を決定する要因となる。 一概^数値で示すことは困雄であるが、 粒子
[0051] ΟΜΡΙ WIPO 形は球に近く、 粒子径は 0. 5 〜 2 0ミク ンの範囲にあって、粒度分布 は可及的に 1点に集中しているものがよい。 木材繊維素パウダーは
[0052] 3 0 0メッシュ通過物 ¾下のものが望ましい。
[0053] バインダ一としては、 呈色成分と着色を起さない天然及び合成ポリマ —が用 られる。 バインダ一配合量は多孔性微細吸収気孔の形成に際し て重要な要因となるから、 前述の球体を箱に詰めた場合の残存空間の計 算値と、 用いた微粉体の粒子形、 粒子径、粒度分布.などを勘案し、配合 したカプセル量とのバランスを保つように決定する。
[0054] 熱溶融型塗料は転移性でなければ ¾ら¾いので、 塗工前下塗!)してお くことが望ましい。 この下塗剤としては、 上述のよう ¾バインダーとし て用いたポリマーを使用するが、 目止め効果のよいものが選定される。 熱溶融型塗料の呈色成分以外の材料としては、 カルナゥバワックス、 キャンデリラワックス、 モンタンヮックス等の 口き高融点天然ヮックス、 油脂類、 硬化油、 高級脂肪酸、 それらの多価金属塩、 石油系ワックス類、 その他の不揮発性高融点物質などが用いられる。 場合により不揮発性溶 剤類の僅量が添加され、 また、 酸化防止剤、紫外線防止剤等の如き安定 剤の配合が必要に応じ行なわれる。
[0055] 産業上の利用可能性 .
[0056] 本発明の感圧性記録材料は、 その複数枚を積層することによ ] 感圧 記録帳票として使用することができる。 ' 発明を実施するための最良の形態
[0057] ΟΜΡΙ 次に、本発明を実'施例によって具体的に説明する。 これらの実施例は _ 本発明の^ IS実施形態を例示するためのものであって、本発明はこれら に限定されるものではない。
[0058] 実 施 例 1
[0059] 無色染料を含むマイク。カブセルを、 次のようにして作成する。
[0060] ク リスタルパィ ォレツ ト ラク トン 5 0 ^及びべンゾィルリ ュ -コメチ レンブルー 30 をアルキルナフタ レン (^MC - 1 13、 吳羽化学) に溶解して 1 0 0 0 ^とする。 これをホモミキサーで高速かくはんしな がら、 ゼラチン 2 0 0 ^を水 1 5 0 0?に溶解した液に分散させ、 次 でカルボキシメチルセルロース 40 を水 30 0 0 に溶解した液を加 え、 さらに水 2 0 0 0 ^を添加し、その後 1 0 %醋酸 9 0 を添加して )ΐΓ .0とする。 続いて氷冷し 7 °Cとし、 3 7 %フオル厶了ルデヒド
[0061] 1 5 0 を加えてから、 4 %苛性ソーダ 3 0 0 ^を加えて 9.0とす る。 それから 5 0。Cに 1時間保ち、 木材繊維素パウダー(山陽国策パル ブ、 TCフロ ック - 30 0 ) 2 0 0 を添加した後室温で保存する。 尙、 必要ならば、 紫外線防止剤を前記アルキルナフタレン中に若千添加して おいてもよい。
[0062] 受理性被覆層用塗料の配合 (重量部)は次の通!)である。
[0063] 上述したマイク αカブセル液(固形分) 1 5
[0064] 沈降性炭酸カルシウム (白石カルシウム ) 4 5
[0065] ポリビュルアルコール(電気化学) . 1 5
[0066] OMPI 上記配合の固形分濃度 1 8 %水分散液をエア一ナイフ塗工によ ] LBKP 7 0 %、 NBKP 3 0 の組成を有する米秤量 4 0 ^の上質紙 --- に塗工量 3;5 : コートする。--紙の裏面には予め-ポリゼニルアルコー ル 8 %液をマイヤ一バーを用いて塗工し、 カール止めと、 転移性被覆層 のための下塗りとしてバリヤ一性を与えておく。 バリヤ一性を与えた面 に、 次の転移性被覆層用熱溶融型塗料をホット メルト ト ランスファーグ ラピャ方式で 3.0 の割合でスボット塗工する。 塗料の配合(重量 部 Γは次の通] である。
[0067] シルト ンク レー(水沢化学) 3 0 0 ' ステアリ ン酸 3 0 0
[0068] 硬化ヒマシ油 1 0 0
[0069] カルナウノくワックス 1 0 0
[0070] 牛 脂 2 0 0
[0071] 以上の成分を 8 03Cでニーダーを用いて溶融混合し熱溶融型塗料とし て塗工に用いた。
[0072] このようにして得た表裏塗工紙を 1 0枚重ねて第 6図に示すよう ¾ (但し中間の 6枚の図示を省略)感圧記録帳票をつく!)、 電動タイブラ イタ一で印字したところ、 最下葉部 ( 1.0枚目) でも青色の鮮明 ¾文字 力 S速かに印字された。
[0073] また、 受理性被覆層の表面に凸版印刷を施したところ、 上質紙に印刷 した場合と同様に何等の不都合も認められなかった。 4 上記表の実験番号 7において得られた受理性被覆層を用いて上記と同 様にして感圧記録帳票をつくった場合にも、 上記と同様の好結果を得 T o 実 施 例 2
[0074] 実施例 1と同様にして、 次のよう 鉄系マイク口カブセルを作成した。 即ち、椰子油混合脂肪酸第 2鉄 8 0 をォキシエチレンラウリルエーテ 'ル(松本興産、 了クチノール)に溶解して 1 0 0 0 ^とし、 マイクロ力 ブセル化した。
[0075] 受理性被覆層用塗料も実施例 1に従って作成した。
[0076] これに対向する転移性被覆層用熱溶融型塗料の配合(重量部)は、 下 記の通 ]3であった。
[0077] 没食子酸ラウリ ルアルコール 8 0
[0078] ステアリン酸 3 0 0
[0079] 硬化ひまし油 1 2 0
[0080] ステアリ ン酸モノグリセリ ド 1 0 0
[0081] カルナウノ ヮックス 1 0 0
[0082] 牛 脂 2 0 0
[0083] 水酸化アルミ ニゥム (昭 m - 4 2 ) 1 0 0 .
[0084] 以下、 実施例 1に隼じて得た塗工紙を.1 0枚重ねて印字したところ、 発色速度がや 実施例 1よ ]9劣ったが、 黒色の耐光性の良好な画像が得 られた,
[0085] OMPI
[0086] 、/ WIPO
权利要求:
Claims 請 求 の _範 囲
1. 互 に反応して着色物質を形成する 2つの呈色成分が転移性被覆 ■ 餍及ひ'受理性被覆層として夫々別.々に支持体表面に施さ.れ.て成る感圧性 記録材料において、 転移性被覆層が一方の呈色成分を含む熱溶融型塗料 の層であ 、 受理性被覆層が他方の呈色成分を含むマイク口カブセル、 微粉体及びバインダ一で構成された多孔性微細吸収気孔を有する層であ ることを特徵とする感圧性記録材料。
2.—支持体が、 紙、 プラスチック イ.ルム又は金羼箔である特許請求 の範囲第 1項記載の感圧性記録材料。 '
3. 熱溶融型塗料の層が、一方の呈色成分及び高融点天然ワックス、 油脂類、 硬化油、 高級脂肪酸、 高級脂肪酸の多価金属塩、 石油系ヮック ス又はその他の不揮発性高融点物質から成るものである特許請求の範囲 第 1項記載の感圧性記録材料。
4. 多孔性微細吸収気孔を有する層が、 1 0〜 3 5 %のマイクロカブ セル、 7 0〜 5 0 %"の微粉体及び 2 0〜 1 5 %のバイ ンダーから成るも のである、特許請求の範囲第 1項記載の感圧性記録材料。
5. 微粉体が、無機白色顔料、 有機白色顔料、 デンプン粒子又は木材 繊維素パゥダーである特許請求の範囲第 .1項記載の感圧性記録材料。
6. バインダ一力、 天然又は合成のボリマ一である特許請求の範囲第 1項記載の感圧性記録材料。 U R£
OMPI
/ IPO 一 要 約 書
互いに反応して着色物質を形成する 2つの呈色成分が転移性被覆層及 び受理性被覆層として夫々別々に支持体たとえば紙 (1)の表面に施されて 成る感圧性記録材料において、 転移性被覆層が一方の呈色成分を含む熱 溶融型塗料の層( 5又は 5 ' )であ 、 受理性被覆層が他方の呈色成分 を含むマイク口カブセル、 微粉体及びバインダーで構成された多孔性微 細吸収気孔を有する層 (6)であることを特徵とする感.圧性記録材料が、本 発明によって提供される。 この感圧性記録材料は、 その複数枚を積層す ることによ] 、 感圧記録帳票として利用することができる。
Οί.ίΡΙ
WIP<5~" .
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1980-06-26| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): FR |
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1981-01-08| RET| De translation (de og part 6b)|Ref country code: DE Ref document number: 2953431 Date of ref document: 19810108 Format of ref document f/p: P |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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JP78/154872||1978-12-18||DE19792953431| DE2953431A1|1978-12-18|1979-12-18|Pressure-sensitive recording material|
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